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・DigDug日本版カタログの紹介
・DigDugドット絵の紹介
・DigDug豆本 ドット絵掲載ページの紹介
丹波寛斎(以下 寛斎):ビタミンAM 第1号 1-2をあげたところで、エゴサーチよろしくマイブログを検索してみました。一応ヒットするんですが、相変わらず誰も見てないという(笑)
怪獣:ひでごんす(以下ゴンス):いやいや、令和の世の中、Tampaなんて誰も気にしてないからさ(爆)
寛斎:で、いままで「Tampa 高岡AM同好会」で検索するとヒットしてた、ぜくうさんの研究成果のページとともに、なんか「ひろし」のリレーブログというのを発見。
ゴンス:あんたから聞いて読んでみた。おもしろかったなぁ(笑)
寛斎:私がゲームのドット絵と音にこだわってたのは、ひろしとルート5の2人にインスパイアされてたんだと再確認しましたね。
ということで続きです。みなさんおなじみの日本版カタログですね。表面はディグダグとプーカ、ファイガーのイラストとタイトルロゴ、ゲーム画面1面です。当時何枚か持ってたら、パウチして下敷き代わりにしたと思いますよ。
ゴンス:ウチの会員証、入会の応募があるたびにホームグラウンドにしてたゲーセン、「カリフォルニア」の隣にあった「無線パーツ高岡店」で買ったインレタ(インスタント・レタリング:乾式に転写可能な文字等が印刷されたフィルム)で会員番号とお名前を貼り貼りして、高岡駅南のダイエーのレコード屋でパウチしてもらって、会誌ビタミンAMと一緒に発送してたでしょ。当時は名刺サイズのパウチはやってたけど、A4まで出来たのかねぇ…
寛斎:サイズの制約もあって、やってなかったのかもしんないですね。結局、透明なフツーの下敷きの下にカタログを敷いて、シャープペンシルに芯のかわりに裁縫の針をしこんだもので下敷き表面にカタログの絵を掘り込んで、その溝を極細油性マジックでなぞりつつ、裏からプラモデル用塗料で彩色して乾燥したら白いプラモデル用塗料のスプレーで裏面全面塗装。こんな方法でオリジナルキャラクター下敷きも作りましたよ。
ゴンス:面倒くせー。
寛斎:そうなんですよ(笑)だから結局、パック&パルのヤツ、1枚しか作らなかったですよ(笑) あと、プラカラーをたっぷり塗ってるから、乾燥させても溶剤臭くって(爆)
ゴンス:とにかく寝ても覚めてもゲームだから、授業中も見てたい みたいな(笑)
寛斎:そうですね。ひろし とルート5程ではないけど、私も変人でしたから(笑) 教室の壁の落書きに自分の名前があるぞ?! と読んでみたら、数式が書いてある。「寛斎-ゲーム=何も残らない」これには憤慨しましたが、誰が書いたかもわかんないし、「言い得て妙」としか言いようがなく…
ゴンス:アハハ! そんなヤツだろうなと思ってスタッフにスカウトしたし、そこまでの変人が他にいなかったからスタッフ募集しても補充出来なかったんだろうな(笑)
で、カタログを見ると… 裏が白紙とか単色のカタログも多い中、両面カラー。裏にはひろしも大好き、あなたも好きなメインキャラ3つのドット絵も出てるじゃない。
寛斎:もう、即、模写です。ひろしのドット絵ノートを見て、すぐに貸してもらって当時学校で使ってた「バインダーノート」の1mm方眼罫のルーズリーフを買ってきて、まずはクレイジークライマーのプレイヤーのキャラを模写。ひろしのリレーブログを見ると、ゴンスがプレイ中にいろんなポーズをとってくれたと書いてあるんで、クライマーのもそうですかね。
ゴンス:クライマーがそうだったかなぁ… プレイするのに潤沢な資金があったわけではないので、そうやって楽しんでたんだよね(笑)
寛斎:で、ひろしの模写ドット絵は蛍光ペンで彩色してあったんですが、私は小学4年頃から12色サインペンを遊びや勉強に使ってたんで、即、彩色もしました。方眼紙に塗るときは気をつけないとすぐににじんじゃって、絵がガタガタになるんですよ。
ゴンス:そのサインペンにも、何かいわれがある?
寛斎:私が小学校3年で足利学校の足利から、登呂遺跡のある静岡に転校したとき、最初に仲良くしてくれた大親友がそれを使ってたんですよ。だから即、真似っこです。
ゴンス:模倣、真似っこ(笑) あんた基本的にそこから入るからね(笑)
寛斎:ハイ、すべてはそこからですね(笑) サインペン話は「俺とサインペン」とかいうタイトルで、また別に書きますので。m(_'_)m
ゴンス:このカタログは筐体の写真が入ってないんだよね。
寛斎:そうですね。実は私が初めてプレイしたのは、ダイエーレジャーランドで、タイトー筐体に入ってました。左レバー、右ボタンで。金沢のビッグキャロットで初めてナムコ純正筐体を見たら、レバーとボタンが逆! 保管してるカタログ類を確認すると、タンクバタリアン、ラリーX、ボスコニアン、ディグダグがスペースインベーダーとは逆配置になってますね。キヤロットでやったんですが、いつもと左右逆だと全く操作出来ない(爆)
確か、手をクロスさせてプレイしましたよ。
ゴンス:高岡はナムコ直営店が無かったし、たぶん市内に純正筐体のディグデグは無かったよね。
寛斎:どこかにあったのかもしれないですが、私達の行くゲーセンでは見なかったですよね。左右逆なのは、フツーの人の利き手が右だから右レバーとかでしたかねぇ… 正しく聞いたこともないし、オールアバウトナムコとか、新明解ナム語辞典とかに載ってそうなので、これについてのコメントはこの辺にしときます。ラリーXはダイエーに純正アップライト筐体があったんだけど、ボタンの配置まで記憶にないですね。カタログ写真ではやはり逆で写ってますが。
ゴンス:ラリーXはあんたが録音したいっていうから、1回やってあげたけど、レバー配置はどうだったかなぁ…
じゃあ次、行ってみよー(笑) 出ましたね、あんたが模写したドット絵。
寛斎:これ、カタログ裏のヤツを最初に描いて、そのあとで豆本掲載のドット絵を追加してますね。下の方にはディグダグⅡキャラの下描きもあります。DDⅡが出た後、この紙持ってってゲーセンで画面から拾ってたみたいです。
ゴンス:これにまたインスパイアされたのが、第3世代のHCK はんちゃん小僧だね。彼はナムコで頑張ってるって。あの「サクセス藤原」と組んでるって、最後に話した時に言ってたよ。
寛斎:そう言ってましたね。ドット絵描いてた末期には、高校の同級生の女の子で、ビッグキャロット金沢店でバイトしたり、店の情報新聞とか書いてた「ねこよ」サンていう「押し掛け弟子」(本人談)もできました。まぁ最初に書いた通り、私にはひろしほどの絵心がないので、ドット絵を模写することしかできない師匠でしたが(苦笑)
ネットで調べたら、声優になって頑張ってるみたいで、びっくりですね。連絡してみたいけど、私はツイッターやってないし… まぁ、ご本人は触れて欲しくないかもしんないし、名前は伏せておきます。
で、次はDDのドットを清書したヤツです。全キャラは網羅できてませんが、1985年頃に書き直したんだと思います。DDは地底でしたが、DDⅡは地上だから、フードの顔のところが肌色になってるんでしょうね。
ゴンス:これは俺は見た記憶無いね。
ひろし:これは俺も見て無いなぁ。寛斎はTampa解散後も描いてたんだね。そう言えば解散後も、「(タイトーで)使うからアタリのフォントを画面から拾ってよ」とか頼んでたんだった。w
ゴンス:おぉ! ひろし! 渡米以来の再会か?!
ひろし:いや、なんか ぜくうさんが、変人がweb上に出現したって連絡をくれたんでw
寛斎:まぁひろしにはかなわないですが、私も間違いなく変人ですよね。(笑) これ、当時は描くのに燃えてましたが、これ描いてたのって、私は自己満足でしたね。メーカーからドット絵とかデータがもらえた訳でもないから、画面から拾った分については「答え合わせ」も出来ないし。だから実際に拾った絵のものが画面に表示されてたのかは永遠にわかんないんですよ。
ゴンス:まぁ、それが目的で描いてた訳で無し、いいんじゃないの?(笑)
寛斎:あの時はこれで楽しんでたし、弟子(笑)も出来ましたし、まぁ今更深く考えるのはやめときましょう。
今後もドットを拾ったゲームの紹介記事に合わせて、当時模写したり、画面から拾ったドット絵を紹介させていただきます。
m(_'_)m
ゴンス、ひろし:ということで、また来週!
寛斎:ディグダグだけで5回になりますが、次回、アタリカタログ、海外向け?広告、ポップ紹介で会誌2ページ目に進もうかと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
いやはや、こうしてリアルタイムでWeb Tampaが楽しめるのは何という贅沢なことでありましょうか。
ディグダグのドット絵、素晴らしいです!
これをディグダグ全般のドット絵を打ったMr.ドットマンこと小野浩さんと、
プーカァ・ファイガーのデザインをしてドットを打った杉崎厚子さんが見たら、きっと喜ばれることでしょう!
杉崎さんに最初にお会いした時にプーカァという特異なデザインがどうやって生まれたのかお聞きしました。
すると「当時のデザイン室にはバイク乗りが多く、ヘルメットとゴーグルがそこら中にあった」とのこと。
あの赤い球体っぽいのはヘルメットで、ゴーグルは潜水用をイメージさせましたが、実はバイクゴーグルだったのですね!言われれば納得です。
ディグダグはドット絵が先にあり、そのドット絵を見てキービジュアルを描いたのは秋山眞由美さん。
カクカクとした線がポップで、本当に素晴らしいイメージでイラスト化してくださいました。
丹波寛斎
が
しました