★コンテンツ
・ドット絵を彩色したサインペンの紹介
・その他、サインペンや水彩色鉛筆の紹介
・親友の死と「友情のサインペン」
丹波寛斎(以下 寛斎):Tampa創設や運営に関わったと思われるアイテム等を「俺と***」というコラムで紹介したいと思います。
怪獣:ひでごんす(以下ゴンス):で、「言われ」のあるサインペンからですか。
寛斎:そうですね。Tampaと直接関係無いかもですし、コラムは1回完結でやりたいと思ってます。
ゴンス:はいはい。では、どうぞ。
寛斎:静岡に転校して最初に仲良くしてくれた大親友、「まっちゃ」が使ってたサインペンです。
詳細な時期は忘却の彼方ですが、Tampa設立の頃に「灰色」に変わって「黄緑色」が入った12色セット。ペン先は細くとがっています。
これ以外に同じメーカーのもので、ペン先のフェルトが丸くて24色セットのものをグリーンスタンプの交換品で母親から支給されていました。
ペン先が丸では1mm方眼のマスをキレイに塗れないので、先細り仕様のものを使ってました。
古いゲームは色数も少なく、12色セット+1色で事足りていたのですが、段々とゲーム画面に表示される色が増えてきました。
ゴンス:タイトーに入社した頃、当時のキャラクターエディターは16色しか色が出せなかったんだけど、外国人社員が来て、チョイチョイと改造して256色でるようになったんだよね。
他社もキャラクターのリアル表現とかを求めて色数を増やしてったんだろうね。
寛斎:そうなんです。なので不足色をピンポイント1本ずつ、画材店から買ってました。マービーマーカーというヤツで、12色セットの古いヤツのケースに、灰色のペンとともに追加色を収納して使ってました。
薄い肌色とか、薄い水色をディグダグⅡの地上ディグダグに塗りましたね。
■ 色鉛筆等画像
ゴンス:こっちは? デカいのがたくさんあるね。
寛斎:ゼビウスのアンドアジェネシス彩色に灰色の中間色を使ったマービーマーカーのセットモノ、ドット絵彩色には使いませんでしたが、クーピー60色、ステッドラーの水彩色鉛筆24色とかですね。
ゴンス:こんなの持ってたんだ。見たこと無かったけどね。
寛斎:まぁ、彩色してるところも見せたことは無かったですしね。
ゴンス:で、サインペンの「言われ」は?
寛斎:前述の「まっちゃ」の方が1年弱で別の小学校に転校、更に1年ぐらいでもう一度転校と、市内を転々としてタミヤ模型の近くに落ち着いたんです。
引っ越すたびに泊りがけで遊びに行ってました。で、Tampaに入った後、高校1年の夏は彼の家に泊めてもらうことにして、2週間ほどの静岡遠征です。
「まっちゃ」は最後の転居先の小学校で「リヘイ」というニックネームになり、サッカーのレジェンド三浦カズ氏と同じ学校に通ってました。テニス部だったので、彼が部活の日中は、彼の友達が「バッチン」と呼んでいたバッティングセンターのゲームコーナーに入り浸り。そこでLaxのNewZigZugも初プレイしました(笑)
そんな一生の友と思っていた大親友「まっちゃ」ですが、不幸にして30台半ばで病気で他界してしまった。なので私は勝手に「友情のサインペン」として大切に使い続けています。
ゴンス:そんなことがあったのね。
寛斎:購入から35年ほど経ってますが、一生モノです。ということで今回のコラムは終了。次はとうとう明らかになるTampa発足の経緯です(笑)
ゴンス:いや、もうひろしがリレーブログで事細かに書いちゃってるじゃない。(笑)
寛斎:そのリレーブログの紹介についてはBEEPさんに許可をいただいたので、そちらも参考にしていただいてすすめたいな、と。
ゴンス:そーなのね。ぢゃあ、また来週。
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